吉本
みなさま、こんにちは。
関西より発信しております。
先日、出張で神戸に行き、そのついでになんとなく実家に帰ってきました。
今日東京でのオサレなお店で行われているであろう「女性4人の豪華ブランチ」に参加できず、涙を飲んでいます。
さて。
今、「吉本新喜劇」をみながらこのブログを書いています。
吉本、といえば東京だと「漫才師の大手所属事務所」ぐらいの認識ではないでしょうか。
しかし、関西人にとって吉本は、もっと生活に密着しているんです。
関西人は、大げさではなく、本当に「吉本」を見て育ちます。
テレビの番組や小学生の話題は、ほとんどが吉本中心で構成されているんです。
(もしかしたら、今の子供はちがうのかも・・・でもHGは吉本ですよね?)
午前中のニュース番組も、お昼の番組も、ほとんどトークバライティー番組の司会者は「お笑い芸人」。
もちろん関西弁です。
毎日、「ハイヒール」 とか 「ざこば」 とか 「たかじん」 をテレビで見るんです。
東京の人は、この方たちの名前をご存知でしょうか・・・。
関西ではものすごく有名な人たちです。
そして、なんといってもすごいのは「吉本新喜劇」
これは、お笑いの劇かと思いきや、最後はちゃんと人情あふれ、泣ける話になるのがすごいところです。
よくできてます。
私は小さい頃から、この吉本新喜劇が好きで、土曜日のお昼は、いつもこの番組を見ながら食べてました。
そして、4時からはダウンタウンの「4時ですよ~だ」をみて大爆笑。
お正月はもちろん、テレビはずっと「漫才一色」です。
今思えば、関西人としてものすごくベタな幼少時代を送っていました。
関西人にとって吉本の芸人は、「笑い」だけでなく、ニュースやトークの仕方、道徳や社会のルールを教える「テレビの人」としての認識が強いのではないかと思います。
そんなわけで、私が人を笑わせる事の大切さを教わったのは、この吉本であることは言うまでもありません。
かっこいい人 より おもしろい人 がもてる関西。
クラスの人気者は、「人を笑わせられる人」なんです。
こんな素敵なお笑いが、今ブームになっていることがものすごく嬉しいです。
東京の可愛い女の子が、若手芸人にくわしいのも、すごく驚きです。
人を笑わせると、なぜか自分も嬉しい・・・。
そんな文化がどんどん広まるといいな、と思います。
なんだかちょっとしんみりしましたが、
吉本に入りたい私としては、やっぱり漫才師は永遠の憧れです (・∀・)
本日のご来店、誠にありがとうございました。